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2010/03/23

新書「マイケル・ジャクソン」


連休中の宿題のうちのひとつ、マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)は読めました。
連休中にできたマイケル学習はそれだけだった…。けっこう、時間なかった。。。

仕事もあまり進まなかったし。といっても下調べ段階のテストなんだけど。
ずっとひっかかってたのはクリアしたのでやっと先に進めるようになって良かった。

さて、このマイケル・ジャクソン (講談社現代新書)ですが
This is it以降にマイケルの魅力を知った層向けのガイドブックとして書かれたそうで
まさに私のようなニワカにピッタリの本です。
ジャクソン兄弟それぞれについても書かれていたり、新事実が出てきたりと面白い内容でした。
クインシーの自伝にはWe are the worldの時にマイケルが天狗になったと書かれてたけど
実際はそうではないらしい話とか、スラッシュの証言にはビックリ!
また、93年の少年虐待疑惑についても書かれています。
これ書くのは本当に大変だったのではないでしょうか。。。

『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』よりコンパクトにまとまっていますが、
幼少時からThis is itまで全体を俯瞰していて、
その時代にとってマイケルがどんな存在であったかよくわかるようになっています。
こういう視点はこれまでマイケルについて全くといって関心なかった
私のようなものにとってありがたいです。
マイケルって映像も音楽もエピソードも本当にたくさんあるけど、
芸暦長い分、壮大すぎて捉えにくかったんですよね。
マイケル年表が欲しいよ…と思ったことありますもん。全記録はうれしいけど詳細すぎるし。
再評価の波とYouTubeについてもまさにその通り。
YouTubeの存在はホントに大きい。

西寺氏はゼロ年代はマイケルにとって「失意の時代」の捉え方をされるが
とても大切な時期だったと思うと書いています。
全身全霊で子育て期を過ごし、失った少年時代を再獲得し、ひとりの親としても成長したと。
うんうん、マイケルは30代になっても少年時代にこだわっていたようだけど、
40代後半以降はもうそんな風に見えませんでした。
それとThis is itについての部分が本当に良くて…。ここだけでも買う価値があります。
新書なのでそれほど時間かからずに読めるし、しばらく携帯して何度も読みたい本です。

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